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現在は、一方で「知識」「情報」のオープン化が進み、情報の大衆化、一般化が起きており、セールスマンよりもお客様のほうが商品知識が豊富であったりすることは少なくありません。また一方では、多様化、個性化が進み、マーケティングは完全に「個」の時代になったと言われたりもします。
このような環境の中で、組織の一員として、高いレベルで顧客満足を得ようとすると、一人で持つ情報量や知識量だけで対応することなどできません。
組織としての「知」を提供するのであれば、組織内の英知を結集する必要があります。「ナレッジマネジメント」によって、より個人の力を増大することができます。
インフォメーションをナレッジとして活用するには、統一化とフォーム化が必要です。ナレッジとしての蓄積の第一歩はフォーム化、規格化です。
ナレッジの活用のポイントは、ナレッジそのものよりも、行動のプロセス構築です。たとえば、セールスのために「提案書」ナレッジデータベースをいくら構築しても、活用する側のプロセスがばらばらであれば、活用するシーンすら不明であったり、目的に反した内容であったりすることが多くなります。プロセス構築による、活用目的の明確化がナレッジ・マネジメントのポイントです。
セールス、研究員、企画部員など、成功した仕事やプロジェクトのアイデアは、「自分のもの」という意識が強く、画期的なアイデアや長年蓄積してきたノウハウは簡単にオープンにしたくないという気持ちがあるもの現実には存在します。
しかし、そういったノウハウにこそ、組織は価値を認め、功績を称えなければなりません。報奨制度を活用したナレッジの吸い上げを行わなければなりません。
ナレッジ・マネジメント・システムの多くは、システムや環境を制限し、自由な構築ができるとは言いがたい状況です。
理想的には、エンドユーザー(システムの)が自由に更新、活用できるシステムにすることが必要です。